【舌側矯正認定医が解説】舌側矯正(裏側矯正)と表側矯正の違い|見た目・痛み・費用・治療精度を徹底比較!
【専門医が解説】舌側矯正(裏側矯正)と表側矯正の見た目・痛み・費用・治療精度を徹底比較
矯正治療を検討されている多くの方が迷うのが「舌側矯正(裏側矯正)と表側矯正は何が違うのか?」という疑問です。
それぞれのメリット・デメリット、治療の向き不向きははっきりと異なります。この記事では、専門医の視点で分かりやすく比較します。
1. 舌側矯正と表側矯正の基本的な違い
1-1. 装置をつける位置が大きな違い
| 治療法 | 装置の位置 | 見た目 |
| 表側矯正 | 歯の表側(唇側) | 見える |
| 舌側矯正 | 歯の裏側(舌側) | 見えにくい |
もっとも大きな違いは、装置の装着位置です。位置が異なることで、見た目・発音・痛み・治療計画に影響が出ます。
1-2. 歯の動かし方・設計が異なる
舌側矯正は歯の裏側に力をかけるため、ワイヤーの設計や調整のポイントが表側矯正と異なります。技術差が出やすい治療といわれる理由のひとつです。
2. 見た目の違い:最も大きな分岐ポイント
2-1. 表側矯正は見える
ワイヤーとブラケットが正面から見えるため、
- 金属感
- 口元の変化
が分かりやすく、見た目の変化が気になる方も多い治療法です。
2-2. 舌側矯正は「ほぼ見えない」
装置が歯の裏側にあるため、口を開けても気づかれにくい治療法です。特に以下の方に人気があります。
- 接客業
- 営業職
- 表に立つ職業の
- 成人矯正の方
**「矯正していると気づかれたくない」**なら舌側矯正が最有力です。
3. 発音・話しやすさの違い
3-1. 舌側矯正は発音に影響が出ることがある
舌に近いため一時的に
- サ行
- タ行
などが話しにくい場合があります。多くの方は数日〜数週間で慣れます。
3-2. 表側矯正は発音への影響が少ない
舌の動きを邪魔しないため、発音への影響はほぼありません。
4. 痛み・違和感の違い
4-1. 表側矯正:頬の内側がこすれる
表側装置は頬に触れるため、特に最初の数日〜1週間は口内炎ができやすい傾向。
4-2. 舌側矯正:舌がこすれる
発音時や飲み込み時に舌が装置に触れ、舌先に痛みや違和感を覚える方が多い治療法です。
5. 清掃性・むし歯リスクの違い
5-1. 表側矯正
ブラケット周りにプラークが溜まりやすく、むし歯リスクが上がることがあります。
5-2. 舌側矯正
歯の裏側は唾液循環が良いため、汚れが停滞しにくく、むし歯リスクが相対的に低いとされることもあります。ただし、どちらにしても「毎日の丁寧なケア」が大前提です。
6. 費用の違い
6-1. 舌側矯正は高額になりやすい
理由は以下:
- オーダーメイド設計
- 技術難易度が高い
- 専門のトレーニングが必要
6-2. 表側矯正は比較的リーズナブル
舌側矯正よりも低価格に収まることが多い治療法です。
7. 治療期間の違い
-
表側矯正:標準的な期間
-
舌側矯正:同等〜やや長くなる場合がある
舌側は歯の裏面に力をかけるため、細かな調整に時間が必要なケースがあります。
8. 専門医の視点:どちらが向いている?
8-1. 舌側矯正が向いている人
-
とにかく見えたくない
-
仕事上、矯正が目立つのは困る
-
接客業・ブライダル業界
-
演奏者・スポーツ選手
8-2. 表側矯正が向いている人
-
コストを抑えたい
-
発音を変えたくない
-
歯磨きの手間を減らしたい
-
調整がスムーズな治療を希望
9. よくある質問(Q&A)
Q. 舌側矯正は見た目以外にメリットは?
むし歯リスクが比較的低い環境や、安全性(スポーツ時)もメリットのひとつです。
Q. 発音が不安です。
多くの方が数日〜数週間で慣れます。専門医のアドバイスで慣れやすくなる場合があります。
Q. 費用差はどれくらい?
医院により異なりますが、舌側の方が高めの傾向です。
10. まとめ:見た目重視なら舌側、バランス重視なら表側
- 舌側矯正:見た目最優先の方に最適
- 表側矯正:費用・発音・治療効率を重視する方に最適
どちらが合うかは、あなたの価値観・生活スタイル・噛み合わせによって変わります。まずは専門医による診断を受けてみることをおすすめします。



