八重歯・乱杭歯(叢生・ガタガタ)
八重歯・乱杭歯(叢生・ガタガタ)
叢生(そうせい)とは、歯が正常な位置に生えずに重なり合ったり、乱れた配置になる状態を指します。日本人に最も多いと言われている不正咬合で、「乱杭歯(らんくいば)」とも呼ばれることがあります。叢生は見た目の問題だけでなく、歯が重なり合う部分が多いため、歯と歯の間のブラッシングが十分にできず、歯垢が溜まりやすいため虫歯や歯周病のリスクが高い歯並びです。口腔機能にも影響を及ぼすことがあるため、適切な治療が求められます。以下に、叢生の原因、症状、治療方法について詳しく説明します。
初診・相談
患者様の悩みや希望を伺い、口腔内の状態を診断します。
検査・診断
X線撮影やデジタルスキャン、歯型の模型作成などを行い、叢生の程度や原因を詳しく調べます。
治療計画の作成
検査結果に基づいて、最適な治療計画を立てます。治療期間や方法、費用についても説明します。
治療開始
矯正装置の装着や必要な手術など、具体的な治療を開始します。治療中は定期的に通院し、装置の調整や口腔内のチェックを行います。
治療の継続
定期的な通院により、装置の調整や口腔内のチェックを行います。問題が発生した場合は早期に対応することが可能です。
保定期間
歯が新しい位置に安定するまで、リテーナーを使用して歯並びを維持します。保定期間中も定期的なチェックが必要で、リテーナーの使用指示に従うことが大切です。
叢生を予防するためには、幼少期からの口腔内のケアや習慣が重要です。指しゃぶりや舌癖など、顎の成長に影響を与える習慣を早期に改善することが大切です。また、定期的な歯科検診を受けることで、早期に問題を発見し、適切な対策を講じることができます。
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