金属アレルギーがあっても矯正治療はできるの?|福岡市中央区・薬院駅徒歩1分の矯正専門歯科|つばさ矯正歯科

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金属アレルギーがあっても矯正治療はできるの?

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2025年3月30日

金属アレルギーがあっても矯正治療はできるの?

院長の前川です。「金属アレルギーがあるけれど、矯正治療を受けたい」──そんな不安を抱える方も少なくないと思います。確かに、従来の矯正治療では金属製のブラケットやワイヤーを使用することが多いため、金属アレルギーのある方にとっては慎重な判断が求められるテーマです。

しかし、近年の歯科矯正の進歩により、金属アレルギーがある方でも安心して受けられる矯正治療の選択肢が増えてきています。今回は、金属アレルギーと矯正治療の関係について詳しく解説し、治療を検討されている方の参考になるようなお話をしていきます。

1. 金属アレルギーとは?

金属アレルギーとは、特定の金属が体内に取り込まれることによって、免疫システムが過剰に反応し、皮膚や粘膜に炎症やかゆみ、発疹などを引き起こすアレルギー反応のことです。

よく問題になる金属としては、

  • ニッケル
  • クロム
  • コバルト
  • パラジウム などがあります。

これらは、歯科用の矯正装置や補綴物(詰め物や被せ物)にも使用されることが多いため、口腔内で長期間接触することによるアレルギー反応に注意が必要です。

2. 金属アレルギーがある場合、矯正治療は本当にできないの?

結論から言えば、金属アレルギーがあっても矯正治療は可能です。

ただし、使用する装置の材質や設計に十分な配慮が必要です。アレルギー反応を起こしにくい素材を選ぶことで、安全に治療を進めることができます。

✅ アレルギーリスクを抑えた素材の例:

  • チタン製ブラケットやワイヤー:チタンはアレルギー反応を起こしにくく、医療用インプラントなどにも使われる非常に安全性の高い素材です。
  • セラミックブラケット:金属を含まず、審美性にも優れているため、前歯部によく使用されます。
  • マウスピース型矯正(インビザラインなど):金属を使用せず、透明な樹脂製のマウスピースで歯を動かす方法。金属アレルギーの方には特に安心して選べる治療法です。

3. 矯正治療前にすべきこと:金属アレルギーの検査

矯正治療を始める前に、金属アレルギーの有無を明確にしておくことがとても重要です。
✅ パッチテスト(皮膚試験)
皮膚科やアレルギー専門医によるパッチテストで、どの金属にアレルギー反応があるのかを事前に確認します。これにより、どの素材を避けるべきか、どの装置が安全かを明確に判断することができます。
✅ 専門医との連携
検査結果をもとに、矯正歯科と情報を共有し、使用する装置や材料を選定することが大切です。当院でも必要に応じて専門医と連携し、安心して治療を進められる体制を整えています。

4. 金属アレルギーの方におすすめの矯正方法

◾️ マウスピース矯正(インビザライン)
完全に金属を使わないため、金属アレルギーの方に最適。
目立ちにくく、取り外しも可能。
症例によっては適応外となる場合もあるため、要診断。
◾️ セラミック+チタンワイヤーの表側矯正
ブラケットに金属を使わない「セラミックブラケット」
金属部分をチタン製にすることでアレルギーリスクを軽減
◾️ 舌側(裏側)矯正の素材選択にも注意
金属が使用されるため、チタンなどアレルギーに配慮した素材を選ぶ必要があります。
見た目に配慮しながら対応できる場合もあるため、歯科医師とよく相談を。

5. まとめ:金属アレルギーがあっても、矯正治療は諦めなくて大丈夫

金属アレルギーがあるからといって、矯正治療を諦める必要はありません。患者様に合わせた治療法を選べば、安全かつ快適に歯並びを整えることが可能です。

つばさ矯正歯科では、金属アレルギーへの対応実績も豊富にあり、一人ひとりに最適な治療プランをご提案いたします。不安なことやご質問があれば、どうぞお気軽に無料カウンセリングへお越しください。

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