院長の前川です。矯正治療を考えている方の中には、「装置が目立つのが気になる」「人前で話す機会が多いので、矯正中の見た目が気になる」といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか？そんな方におすすめなのが 裏側矯正（舌側矯正） です。裏側矯正は、 歯の裏側に装置を装着するため、周囲から見えにくく、審美性を重視したい方に最適な矯正方法 です。本記事では、裏側矯正の特徴やメリット・デメリット、治療を検討する際に知っておいてほしいポイントを詳しくご紹介します。

1. 裏側矯正（舌側矯正）とは？

裏側矯正（舌側矯正） とは、矯正装置を 歯の裏側（舌側）に装着する矯正方法 です。一般的な表側矯正と異なり、装置が外から見えないため、 「目立たない矯正をしたい」 という方に人気があります。最近では、装置の小型化や違和感を軽減する設計の進化により、より快適に治療を受けられるようになっています。

2. 裏側矯正のメリット

✅ 矯正装置が見えない
裏側矯正の最大のメリットは、 装置が外から見えない ことです。接客業や営業職、芸能関係の方など、人と接する機会が多い方に特に人気があります。
✅ 表側矯正と同じ治療効果が期待できる
裏側矯正は、ワイヤーとブラケットを使用するため、 幅広い症例に対応可能 です。出っ歯や受け口、ガタガタの歯並びなど、さまざまなケースで治療ができます。
✅ 歯の表面のダメージが少ない
表側矯正では、ブラケットを取り外した際にエナメル質が摩耗することがありますが、裏側矯正は 歯の裏側に装着するため、表側の歯質を守ることができます。
✅ 虫歯リスクを抑えられることも
唾液には 自浄作用（口内を清潔に保つ働き） があります。裏側矯正は 唾液の循環が良い歯の裏側に装置を装着するため、むし歯のリスクを軽減できる 可能性があります。

3. 裏側矯正のデメリット

❌ 治療費が高い
裏側矯正は、 装置がオーダーメイドで製作される ため、一般的な表側矯正と比較して費用が高くなる傾向があります。

❌ 舌に違和感がある
装置が歯の裏側にあるため、 舌が装置に当たりやすく、最初は違和感を覚えることがあります。 ただし、ほとんどの方は 1～2週間ほどで慣れる ことが多いです。

❌ 裏側（舌側）矯正を熟知してなければ治療期間が長くなることもある
裏側矯正は、歯の裏側から力を加えるため、歯の動かし方に工夫が必要です。そのため、 技術を習得していない矯正医だと治療期間が表側矯正よりも長くなることがあります。

❌ 発音しにくくなることがある
装置が舌に近いため、治療開始直後は 発音がしにくくなる ことがあります。特に「サ行」や「タ行」の発音に影響が出やすいですが、こちらも 時間とともに慣れていくことがほとんどです。

4. 裏側矯正が向いている人とは？

以下のような方には、裏側矯正がおすすめです。

✔ 矯正装置を目立たせたくない方
✔ 仕事柄、人前で話す機会が多い方（接客業・営業職・芸能関係など）
✔ 表側矯正の見た目が気になって、矯正をためらっている方
✔ 幅広い症例に対応できる矯正を希望する方（特に出っ歯を気にされている方）

5. まとめ：裏側矯正を検討されている方へ

裏側矯正（舌側矯正）は、 「目立たずに矯正したい」 という方にとって最適な治療方法です。特に、 審美性を重視する方や、仕事上の理由で矯正装置を目立たせたくない方に人気があります。

✔ 見た目を気にせず矯正できる
✔ 幅広い症例に対応可能
✔ 歯の表面を傷つけにくい

しかし、 治療費が高い・最初は舌に違和感がある などのデメリットもあるため、 カウンセリングでじっくり相談し、自分に合った矯正方法を選ぶことが大切です。

つばさ矯正歯科では、 無料相談を実施 しております。「裏側矯正が自分に合うのか知りたい」「他の矯正方法と比較したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください！