2025年1月26日
院長の前川です。今年も裏側(舌側)矯正にまつわることを皆さんに発信していければと思います。
矯正治療にはさまざまな方法があり、それぞれに特徴がありますが、今年最初は表側矯正と裏側矯正(舌側矯正)の違いに焦点を当て、裏側矯正が持つ魅力的なメリットについて詳しくご紹介します。
見た目を気にせず矯正治療が可能
裏側矯正の最大の特徴は、矯正装置が歯の裏側に装着されることです。そのため、笑ったり話したりしても装置が外から見えることがありません。特に職業柄見た目を気にされる方や、人前に立つ機会が多い方には理想的な治療法です。一方、表側矯正では、装置が歯の表面にあるため目立ちやすく、装置を目にした他人から矯正中であることを知られてしまう可能性があります。
舌側に装置があることで歯の表面を保護
裏側矯正では、装置が歯の裏側に設置されるため、歯の表面(エナメル質)が直接影響を受けにくいという利点があります。表側矯正では、装置周囲に汚れがたまりやすく、しっかりケアを行わないと着色や虫歯リスクが高まることがありますが、裏側矯正では歯の前面が守られるため、見た目の美しさを保ちやすいと言えます。
広範囲の症例に対応可能
裏側矯正は、軽度から重度の不正咬合まで、幅広い症例に対応可能な治療法です。矯正装置は患者様一人ひとりの歯列に合わせてカスタマイズされるため、個々の状況に最適な治療が実現します。これにより、複雑な歯並びや顎の問題にも対応できるのが特徴です。一方、表側矯正でも幅広い治療が可能ですが、裏側矯正では特に患者様の外見への配慮が求められるケースで有用です。
矯正中の心理的負担が少ない
矯正治療中の心理的な負担は、見た目への影響が大きく関係しています。表側矯正では、装置が目立つことで治療中の自分の外見を気にする患者様が少なくありません。しかし、裏側矯正では装置が隠れているため、治療中も笑顔や会話に自信を持つことができます。この点が、特に社会人や思春期の患者様にとって大きなメリットとなります。
発音や舌への影響を最小限にする最新技術
裏側矯正は舌側に装置を装着するため、最初は発音や舌への違和感を感じることがありますが、近年の技術革新により装置がより薄型化され、快適さが向上しています。従来の装置よりも舌への負担が少なく、短期間で慣れる患者様が多いです。これにより、治療中の日常生活への影響を最小限に抑えられるようになっています。
特定のライフスタイルに配慮した治療法
裏側矯正は、スポーツや楽器演奏を楽しむ方にも適した治療法です。装置が歯の裏側にあるため、表側矯正に比べて接触や衝突によるトラブルのリスクが低減されます。また、外見を気にせず治療を続けたい方にとっても理想的です。
費用を考慮した選択
裏側矯正は、技術的な難しさや装置のカスタマイズが必要なことから、表側矯正よりも費用が高くなる傾向があります。しかし、その分得られるメリットは大きく、特に見た目や外見を重視される患者様にとっては、費用以上の価値がある治療法です。
まとめ
表側矯正と比べた裏側矯正の最大の魅力は、「見えない矯正」という点です。外見を気にせず治療を進めたい方や、歯の健康と美しさを両立させたい方にとって理想的な選択肢です。つばさ矯正歯科では、裏側矯正の専門知識と経験を持つ認定医が、患者様一人ひとりに合った治療プランをご提案いたします。ご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に理想の笑顔を目指しましょう!