2025年1月27日
院長の前川です。矯正治療を検討されている方の中には、「舌側矯正(裏側矯正)」と「インビザライン(マウスピース矯正)」のどちらが自分に合っているのか迷われる方も多いのではないでしょうか。それぞれの治療法には特徴があり、ライフスタイルや目的に応じて選ぶことが大切です。今回は、舌側矯正とインビザラインの違いについて詳しく解説します。
舌側矯正の特徴
舌側矯正は、矯正装置を歯の裏側(舌側)に装着して治療を行う方法です。外見から装置が見えないため、目立たずに矯正治療を進められるのが最大の特徴です。特に、見た目を気にされる方や、人前に立つ機会が多い職業の方に選ばれることが多い治療法です。
メリット
- 装置が見えないため、矯正中であることを周囲に知られにくい。
- 幅広い症例に対応可能で、軽度から重度の不正咬合まで適用できる。
- 歯の表面を保護することができ、エナメル質への影響を抑えられる。
デメリット
- 装置が舌に触れるため、最初は違和感や発音のしづらさを感じることがある。
- 費用が高めであることが多い。
- 装置が見えにくい分、歯磨きやケアがやや難しい。
インビザラインの特徴
インビザラインは、透明なマウスピースを使用して歯並びを整える治療法です。取り外し可能な装置であるため、日常生活での利便性が高く、見た目もほとんど気になりません。
メリット
- 透明なマウスピースを使用するため、装置が目立たない。
- 取り外し可能で、食事や歯磨きの際に便利。
- 比較的軽度の症例であれば、ワイヤー矯正と同等の効果を発揮できる。
デメリット
- 毎日20〜22時間装着する必要があり、装着時間を守らないと治療が進まない。
- 対応できる症例が限定されている場合がある。
- 定期的に新しいマウスピースに交換するため、慣れるまで装着時に軽い痛みを感じることがある。
舌側矯正とインビザラインの比較
どちらを選ぶべき?
舌側矯正とインビザラインのどちらを選ぶべきかは、患者様のご要望やライフスタイルによって異なります。例えば、以下のような基準で選ぶことをおすすめします。
見た目を気にせず幅広い症例に対応したい方:舌側矯正がおすすめです。
日常生活で取り外しの利便性を重視する方:インビザラインが適しています。
軽度から中程度の歯列不正を治したい方:どちらでも可能です。
重度の不正咬合をしっかり治したい方:舌側矯正が適しています。
最後に
つばさ矯正歯科では、舌側矯正とインビザラインの両方に対応しており、患者様一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。それぞれの治療法について詳しく知りたい方や、どちらが自分に合っているのか相談したい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。一緒に理想の歯並びを目指していきましょう!