2025年2月24日

院長の前川です。矯正治療を考えるとき、 「目立たない矯正治療」 を求める患者さんが増えています。その中でも特に人気が高いのが、裏側矯正(舌側矯正) と インビザライン(マウスピース矯正) です。どちらも見た目を気にせず治療できる点で共通していますが、それぞれに異なる特徴とメリット・デメリットがあります。この記事では、両者を徹底比較し、どちらがご自身に適しているのかを見極めるためのポイントをご紹介します。
1. 裏側矯正(舌側矯正)とは?
裏側矯正は、 歯の裏側に矯正装置を装着 する治療方法です。表側矯正と同様にブラケットとワイヤーを使用しますが、装置が外から見えないため、 「矯正装置を見せたくない」 という方に人気があります。
✔ 特徴
- 装置が外から見えないため、審美性が非常に高い。
- ワイヤー矯正なので、 幅広い症例に対応可能 。
- 歯の表面が装置で覆われないため、 エナメル質を守りやすい 。
2. インビザライン(マウスピース矯正)とは?
インビザラインは、 透明なマウスピースを使用した矯正治療 です。カスタムメイドのマウスピースを装着し、定期的に交換しながら徐々に歯を動かしていきます。
✔ 特徴
- 透明な素材で目立ちにくい。
- 取り外しが可能 なので、食事や歯磨きがしやすい。
- 軽度から中度の症例に対応。
3. 裏側矯正とインビザラインの比較表

4. 裏側矯正とインビザラインのメリット・デメリット
✅ 裏側矯正(舌側矯正)のメリット
- 装置が完全に見えない ため、審美性が非常に高い。
- 表側矯正と同様、 あらゆる症例に対応可能 。
- 歯の表面が守られ、むし歯リスクが減少することも。
❌ 裏側矯正(舌側矯正)のデメリット
- 治療費用が高額 になりやすい。
- 舌に違和感が生じやすく、発音しづらくなることもある。
- 歯磨きが難しく、ケアに手間がかかる。
✅ インビザラインのメリット
- 透明なマウスピースで 目立ちにくい 。
- 取り外しが可能 で、食事や歯磨きがしやすい。
- 痛みや違和感が少ない。
❌ インビザラインのデメリット
- 重度の症例には対応できない場合が多くある 。
- 1日20時間以上の装着が必要で、自己管理が重要。
- 装置を外す頻度が高いと、 治療期間が延びる可能性 も。
5. どちらの治療法があなたに合っている?
✔ 治療のクオリティを最優先にしたいなら → 裏側矯正
✔ 取り外しができる利便性を重視したいなら → インビザライン
✔ 幅広い症例(特に抜歯症例)に対応したいなら → 裏側矯正
✔ 軽度〜中度の矯正を少ない違和感で終えたいなら → インビザライン
まとめ
患者さんのライフスタイルや矯正治療に対する優先順位によって、最適な治療法は異なります。どちらの治療法が合っているかを見極めるためには、 専門医の診断を受けることが重要 です。
つばさ矯正歯科では、 無料相談 を実施しております。患者さん一人ひとりに最適な治療方法をご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください!