2025年2月04日

院長の前川です。矯正治療を考えたとき、 裏側矯正・表側矯正・マウスピース矯正(インビザラインなど) など、さまざまな治療方法があり、「どれを選べばいいの?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。各治療法にはそれぞれのメリット・デメリットがあり、ライフスタイルや症例に応じて適切な方法を選ぶことが大切です。ここでは、それぞれの矯正方法の特徴と、どのような方に適しているのかを詳しく解説します。
1. 表側矯正(ワイヤー矯正)
特徴
表側矯正は、最も一般的なワイヤー矯正で、歯の表側にブラケット(装置)を取り付け、ワイヤーを使って歯を動かす方法です。
✔ メリット
- 幅広い症例に対応可能
- 他の矯正方法と比較して治療費が抑えられることが多い
- 長年の実績があり、効果が確立されている
✔ デメリット
- 矯正装置が目立ちやすい
- 装置の影響で口内炎ができることがある
- 歯磨きがしにくく、むし歯のリスクがやや高まる
こんな方におすすめ
- 費用を抑えつつ、確実に矯正を進めたい方
- 見た目を気にしない、もしくは気にならない方
- 幅広い症例に対応できる治療法を希望する方
2. 裏側矯正(舌側矯正)
特徴
裏側矯正は、矯正装置を 歯の裏側(舌側) に取り付ける方法です。外から装置が見えないため、矯正治療中でも目立ちません。
✔ メリット
- 装置が外から見えず、審美性が高い
- 表側矯正と同じく幅広い症例に対応可能
- 歯の表面が装置に覆われないため、エナメル質が守られやすい
✔ デメリット
- 表側矯正よりも治療費が高め
- 舌に装置が触れるため、最初は発音しにくいことがある
- 歯磨きやメンテナンスが難しくなる
こんな方におすすめ
- 見た目を重視し、矯正装置を目立たせたくない方
- 仕事や接客業などで人と接する機会が多い方
- 表側矯正と同じ治療効果を期待しつつ、審美性も求めたい方
3. マウスピース矯正(インビザラインなど)
特徴
マウスピース矯正は、 透明な取り外し可能なマウスピースを使用 して歯を少しずつ動かす矯正方法です。
✔ メリット
- 透明なため目立ちにくい
- 取り外し可能で、食事や歯磨きがしやすい
- 金属アレルギーの心配がない
✔ デメリット
- 適応できる症例が限られる(重度の症例には不向き)
- 1日20時間以上装着する必要があり、自己管理が必要
- 定期的に新しいマウスピースに交換するため、慣れるまで違和感がある
こんな方におすすめ
- 目立たない矯正治療を希望する方
- 取り外しできる矯正装置がいい方
- 軽度~中程度の歯並びの改善をしたい方
4. それぞれの矯正方法の比較表

5. どの矯正方法を選ぶべき?
✔ 費用を抑えつつ確実に矯正したい → 表側矯正
✔ 目立たない矯正がいい → 裏側矯正 or マウスピース矯正
✔ 取り外しできる矯正がいい → マウスピース矯正
✔ 重度の歯並びの乱れをしっかり治したい → 表側矯正 or 裏側矯正
患者さんのライフスタイルや治療の優先順位によって、最適な矯正方法は異なります。つばさ矯正歯科では、 患者さん一人ひとりに合わせた最適な矯正方法をご提案 いたします。まずは 無料相談 でお気軽にご相談ください!